学生ローンのマナー

学生ローンは学生なら誰もが申し込み資格を有する大変便利な庶民金融である。
審査も大手消費者金融と比べて比較的通りやすく、学生にはなくてはならない存在となりつつある。
一方、便利なではあるのだが、学生に対する貸付に批判的な意見が飛び交うのも現実としてある。
そうした中で、学生ローンの本質を見極めてみたいと思い、当サイトを立ち上げた次第である。

では、実際に検証してみよう。
まずは金利だが、学生ローンの金利は平均的には17.0%~18.0%である。
一方の大手消費者金融の金利は、こちらも同じく17.0%~18.0%が主流だ。
金利は互角であり、審査の通りやすさからすれば学生ローンに軍配が上がる。
では、サービスで比較するとどうかという点がどうかだが、こちらについては全国に展開するATMの設置状況等を加味すれば、大手に軍配が上がるところだろう。
学生ローンはなにしろ規模が小さい。
ATMを全国展開するとなると巨額の資金を必要とする。
これは正直学生ローンでは資金力の面から到底無理な話である。

次に信用力だが、やはり大手の方が認知度もあるし安心感はあるだろう。
では、一体なぜ多くの学生が学生ローンを利用するのか?という疑問も湧くのは当然だろう。
これは、やはり審査の通りやすさ以外、他に考えられない。
もちろん、学生ローンもきちんと審査は行っている。
貸金業法に準拠した内容でだ。

それと信用力の面だが、これについても筆者は独自の見解を持っている。
大手消費者金融は、テレビコマーシャル等でもすでに知名度を得ており、今さら信用をアピールする必要がない。
しかし、学生ローンはそうはいかない。
大手のようにはじめからアドバンテージがあるわけではないので、まずは信用を築くところからはじめる必要がある。
信用を崩す事は一瞬でできるが、築き上げる事は非常に困難なのである。
毎日の積み重ねが重要だし、それを継続しなくてはならない。
その過程において、やはりサービスが大手とは違うところを感じるだろう。
つまり、学生ローンの方が親身に相談にのってくれたり、大手ではなしえないサービスの提供が可能なのである。
既に社会的地位を確立している大手消費者金融には、必要のないとまではいわないが全力で取り組むほどのものではないのだ。
一方の学生ローンはそうはいかない。
全力でお客の信頼を取りに行かねばならず、それも毎日コツコツと積み上げていく事が求められている。
ちょっと角度を変えてみるだけで、全く違った見え方で見えてくるのだ。

●「貸す方が悪い」のか?
よく問われる問題で、「学生に貸す方が悪い」とする意見がある。
これについて少し考えてみたい。
よくこういったトラブルになる場合、返済が遅れた場合に起きる問題だ。
ここで問題となるのが、本当に貸した方が悪いのか、それとも借りたお金をきちんと返済しない方が悪いのか?
そういう議論になってくるのだが、これは少し冷静に考えれば、議論するようなものではないことくらい、実は誰もがわかっていることではないだろうか?
「貸した方が悪い」という論法が成り立つのは、ヤミ金や、もしくは他社の借り入れ状況等も確認せずに貸してしまった場合などに限られる。
そうでなければ、世の中の貸金業者全てが否定される事になるわけで、そんなことになれば日本経済にまで重大な支障を及ぼす事は必至だ。
すなわち、「貸す方が悪い」という話は理屈上おかしな話であり、詭弁としか言いようがないことは明らかだ。

●約束を守らない方が悪のか?
では、見方を変えて、借りたものを約束通り返済しない方が悪いのか?という観点から考えてみたい。
借りたものを返さないのだから、単純に考えてこちらには非がある事は明らかだ。
学生ローンでトラブルとなる原因は、ほとんどが長期延滞である。
遅れていることは棚に上げ、やれ対応が悪いとか、クレームをつけるのである。
もともと返済が遅れなければ、このようなトラブルが起きる事はありえないのだ。

筆者は、クレームには2種類存在すると考えている。
正しいクレームと単なるイチャモンにすぎないものだ。
正しいクレームとは、その企業にとって、大事なユーザーからの声として貴重な意見かどうかだ。
単なるイチャモンについては、実はクレームの大半がこれに該当すると考えている。
例えば、審査が通らなかった場合に起きるクレームだが、学生ローンは融資を実行するにあたって審査をしなければならない。
当然、審査が通る場合もあれば落ちる場合も出てくるのだ。
これに対してクレームをつけた場合、度がいきすぎると「恐喝」または「強要」と捉えられても文句は言えないおで注意が必要だ。

また、返済が滞った場合の督促に対するクレームもまたしかりだ。
支払いが遅れれば督促をするのは当たり前の話であり、それに対して文句を言うのは非合理と言わざるを得ない。
お金を借りるという行為は法律こういなのだから、きちんとルールに従う事ができないのであれば、借りる資格がないのであるから、その辺は十分に留意しておく必要があるだろう。